海外送金って本当に手数料が高すぎる
もっと節約できる海外送金の方法ってないのかしら?
銀行?それとも?何か別の方法がある?
そんなあなたのお悩みにお答えします。
♥こちらの記事内容は、
- どうして海外送金は、馬鹿高くなる?
- 海外送金なら【Wise】がおススメ
- 【Wise】のメリットとデメリット
- 【Wise】を使ってみて感じたこと
2021.03.03からWise(旧 TransferWise)へ名前が変わりました。
どうして海外送金は、馬鹿高くなる?
日本の銀行からアメリカの銀行へ海外送金をする場合を例に見て行きましょう
通常あなたのお使いの銀行から送金する場合
日本の銀行A → コルレス銀行 → コルレス銀行 → アメリカの銀行B
海外送金手数料+為替手数料+コルレス手数料(中間手数料)
各中継銀行の手続きに時間がかかる
コルレス銀行*:日本の銀行と他国の銀行を中継する銀行で中間手数料(コルレス手数料)が発生
為替手数料**:手数料を上乗せした独自の為替レート「隠れコスト」とも呼ばれています。
通常銀行は、【海外送金手数料∔為替手数料**】∔【中間手数料*】∔【海外送金受け取り手数料】が発生しますので、割高になる事は、明らかですね。
手数はいくらかかっても問題無い!と言う方は、このブログ記事はお役に立てませんが、私のように少しでも手数料を安くし、より多額を送金したい!と思う方は、続きをお読みください。
海外送金なら【Wise】がおすすめです
Wiseの仕組み:
①:Wiseは日本の銀行口座AからWiseの日本口座へ送金します。
②:Wiseの日本口座からrWiseのアメリカ口座へ送金します。
③:Wiseのアメリカ口座から送金先であるアメリカの銀行口座Bへ送金します。
日本からアメリカへWise を利用して送金する場合
日本の銀行A →Wise日本口座 → Wiseアメリカ口座 → アメリカの銀行B
コルレス手数料が発生しない
2021年2月6日15:32時点
送金額10万円 | 受取金額(手数料込) USD | 海外送金手数料 JPY (円) | 為替レート (JPY-USD) |
941.89 | 758 | 105.365 | |
923.85 | 1,750 | 106.349 | |
919.52 | 2,000 | 106.577 | |
907.21 | 3,500 | 106.370 | |
893.00 | 6,000 | 105.263 | |
888.35 | 6,000 | 105.814 |
Wise メリット
- 手数料が節約できる
- 為替レートアラートの通知
- 便利なマルチカレンシー口座
手数料が節約できる
コルレス手数料が発生しない事に加え、隠れコストが無い為に手数料の節約が可能となります。
隠れコストと言うのは、銀行独自の為替レートとも呼ばれています。Wiseの手数料は、明瞭に提示されていますので、後から驚く事がないのが、とても嬉しいです。
為替レートアラートの通知
為替は毎日変動します。自分が妥当だと思うマーケット価格で送金出来る様に、私は、ミッドマーケットレートのアラーム設定をしています。
為替レートに関するメールを毎日受け取るか、自分が設定した金額を超えた場合に受け取るかは、ご自身の判断にお任せします。
為替レートアラート を設定して、より良いレートで送金してください。
便利なマルチカレンシー口座
Wiseのマルチカレンシー口座は、こんな人におすすめします。
- 海外旅行、海外出張や留学をする人
- 両替をするのが面倒な人
- 日本での収入を滞在国に送金したい人
- 1つのアカウントで55の通貨を両替・保持できる
海外旅行、海外出張や留学をする人
どの程度のお金を用意するべきなのか? 現金はどのくらい必要? トラベラーズチェックの方が良いのかしら? など、お金にまつわる煩わしい雑務から解放されます。Wiseのデビットカードを日常使い、ATMマシーンでの現金引き出しとしてお使いになり、別途クレジットカードをお持ちになれば、あとは何も問題ないですよ。
お買い物は、現地のリアル為替レートをおススメします。お店によっては、日本円で決済しますか?と親切に!?聞いてくる場合がありますが、これには要注意です。実際の費用に上乗せされた手数料が含まれています。帰国後、滞在時のレートで計算してみるとかなりの違いに驚かされます。
両替をするのが面倒な人
慣れているつもりの海外旅行でも、使う通貨が異なる場合、両替は銀行?空港?それとも街中の両替商?などと皆さんお悩みになります。
そこでWiseのマルチカレンシー口座を開き、Wiseのデビットカードを使えば、55通貨を両替・保管しておくことが可能です。手数料も両替所や銀行などに比べてもかなり格安です。
日本での収入を滞在国に送金したい人
例えば、日本での年金をこのマルチカレンシー口座に入金するように手続きを取れば、あなたがアメリカに暮らしていても、私のようにヨーロッパに暮らしていても、毎月送金する手間が省けます。
また海外在住で、私のようにアフィリエイト収入をマルチカレンシー口座に振り込む手続きをしておけば、今あなたの暮らしている国で普通にデビットカードとしてお使いになる事ができます。
一つのアカウントで55通貨を両替・保持できる
日本でマルチカレンシー口座を開き、Wiseのデビットカードを持って海外へ・・・
現地でのお買い物は、現地通貨で!もしもデビットカードに現地通貨が無い場合は、カードが自動的に格安なレートで両替してくれますので、割高な手数料を支払う必要はありません。
Wise デメリット
- 日本で書類を受け取れる住所の無い人は、日本の口座は開設できない 住所確認についで詳細をご覧いただけます。
- ATMで無料で引き出せる金額の上限が決まっている
毎月25000円までは無料 - クレジットカードとは違い、保険機能・ポイント制度なし
- ローンや融資などはできない
- 口座に利息は付かない
- MasterCardはVisaCardに比べると店舗数が少ないかも?
Wise デビットカードおススメの使い方
私は、EU圏内であってもEUROを使用していない国へ旅行に行く前に、その通貨での為替アラートを受け取るようにしています。そして為替レートの良い時期を見て、両替をし現地でデビットカードとして利用しています。
- デンマーク
- スウェーデン
- ハンガリー
- ブルガリア
- チェコ
- ポーランド
- ルーマニア
- クロアチア
いずれの国々は、歴史的建造物も自然も大変綺麗な国々、美味しい郷土料理も楽しめる、絶対に訪れて欲しい国々です。が・・・両替所の手数料は、半端なく高いので、ヨーロッパへお越しの際は、事前にWiseの口座にお金をご用意してから渡欧する事をおススメします。
Wiseを使ってみて感じたこと
正直な事を言うと、メリットの方がデメリットを上回っています。今回このブログ記事を書くに際し、あえてデメリットを絞り出した!と言うのが実際のところです。
Wiseのマルチカレンシー口座を開きました。
数ヶ月に一度、アメリカに送金するために作った口座ですが、コロナ禍の前には、旅行先での買い物や現金引き出しにも大活躍をしてくれました。
なによりも驚いたのは、手数料の安さでした。同じEU圏内でも、ユーロを使っていない国々では、両替をしてもかなり利率が悪く、うっそでしょう~と悲鳴を上げるほどでした。
ですが、Wiseのデビットカードを使ってみて、為替レートを比較した時に、もっと早くに口座を開くべきだった!と実は後悔してしまいました。
「Wise」に興味はあるけど、実際にどうなの?本当に便利なの?と疑問を感じるのは、当たり前です。
どんな小さな質問でもお問いあわせよりお寄せ下さい。お役にたたせてください^^
非居住者での利用可能な日本の銀行については、海外在住者でも利用可能な日本の銀行を解説