海外在住者でも利用可能な日本の銀行を解説

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BANK

海外在住者に必ずついて回る悩み、その一つに日本の銀行口座の問題があるのではないでしょうか?
あなたの銀行口座は、非居住者だと解約する必要がありますか?

海外在住でも、日本の銀行が必要な時ってありますよね。

特にアフィリエイトの報酬は日本の銀行にのみ振り込みされますし、日本の会社とお仕事をするにしてもやはり報酬は日本の銀行への振り込みが主となります。

この他にもネットショッピングをする時に、海外発行のクレジットカードが使用できないサイトもあり、
日本の銀行が必要になる場合もかなりあります。

でもどうやったらどこの銀行が利用できるの?

そこでこの記事では、海外在住(非居住者)でも利用できる日本の銀行についてまとめています。

  • 何故、日本の銀行口座が必要なのか?
  • 非居住者向けサービスを提供している銀行リスト
  • 非居住者になると解約を推奨する銀行リスト
  • 一時帰国時に開設できる銀行リスト

 

何故、日本の銀行口座が必要なのか?

海外在住なら現地の銀行と現地発行のクレジットカードで全て大丈夫でしょう?と思われる方もまだまだおられますが、海外在住でも日本の銀行口座が必要な理由はざっとみただけでもこれだけあるんです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

日本の銀行口座が必要な理由

  1. 年金受給のため
  2. ネットビジネスの収益の振り込みのため
  3. 日本のクレジットカード支払いのため
  4. 日本のネットショップでの料金振り込みのため
    (サイトによっては、海外のクレジットカードが使用不可)
  5. 一時帰国時の費用を貯めておくため

以上5点の理由は、私の経験からなのですが、小さなお子様のいらっしゃるご家庭であれば、一時帰国時に子供手当などを受給する際にも必要になるかと思われます。

非居住者向けにサービスを提供している銀行リスト

非居住者とは、日本国内に「住所」を有せず、かつ1年以上居住していない人
海外赴任および、海外留学者共に1年以上日本国外で暮らすと考えられる人
国税庁サイトより要約

非居住者は、原則的に日本の銀行口座を維持する事は、出来ません。海外転出予定を通知すると、銀行によっては、口座の解約を推奨されたり、非居住者用口座を開設する旨を案内されます。

さらに銀行によっては、非居住者向けのサービスを行っていないところもあります。

そしてなんと非居住者口座は、サービス内容が制限されることもあるので自己申告せず口座を維持、利用されている人も少なくありません。(非居住者講座はあくまでも自己申告制です)

2021年2月現在

銀行名非居住者プラグラムの有無海外からのネットバンキングの可否海外にてATM
使用の可否
備考
ソニー
SMBC信託銀行プレスティア
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行アクセスは可能不可代理人を設定
みずほ銀行原則、日本国内在住者用(海外からのアクセスは可能)不可
りそな銀行不可

いずれの銀行も新規口座開設は、原則日本在住が条件となっています。私のような非居住者への対応は、各銀行によりかなり違いが感じられます。ですから、上記の表はあくまでも基準と考え、直接電話か窓口でご相談なさってください。

 

ソニー銀行

  • 「Sony Bank WALLET」は、ソニー銀行のキャッシュカードと世界中で使える「Visa デビット」が一体化
  • 年会費・発行手数料共に無料
  • ATMから現地通貨の引き出しも可能
  • 世界11通貨が使用可能

 

SMBC信託銀行プレスティア

  • 世界 200 以上の国又はオンラインショップで使用可
  • VisaまたはPLUSマークのATMで現地通貨を引出せます
  • 世界17通貨が使用可

 

三菱UFJ銀行

グローバルダイレクトについて

  • ワンタイムパスワードカード等の海外への発送
  • 登録のない送金先への外国送金依頼
  • 資産管理レポート(メインバンク総合ステートメント)

上記サービスを受けられる人の条件(証明書要)

  • 国内勤務先からの海外赴任
  • 在外公館勤務
  • 海外の学校への留学
  • 上記目的で出国する方の同行(ご家族)
  • 海外永住の方は不可

三井住友銀行

 

SMBCダイレクトグローバルサービス

  • 残高・入出金明細照会
  • 国内振込・振替
  • 外国送金
  • 電子メール配信サービス
  • お取引明細の海外住所への送付
  • 国内同様のセキュリティー
  • 世界中のVISA加盟店で使えるデビットカード

申込必要書類に個人番号告知書、マイナンバー通知カードのコピー、海外勤務証明書、居住地国等の届出書が必要。

ゆうちょ銀行

海外に長期赴任予定ですが、ゆうちょ銀行の口座はそのまま保有してもよいですか。

当行におきましては、海外への各種お知らせ方法等がないため、可能な限り、現在お持ちの口座は解約していただくようお願いしております。ただし、赴任後も給与の振込み等で利用される目的があれば、非居住者の届けのお手続きを行っていただいたうえで保有することは可能です。その場合、払戻し、預け入れ、残高照会のお手続きは第三者に委任していただいたうえで、ご利用いただけます。なお、継続的に第三者に委任してお手続き等をしていただく場合は、利用代理人を設定いただくこともできますので、窓口にてお手続きしてください。

                              ゆうちょ銀行より引用

ゆうちょダイレクト国際送金を海外で利用したいのですが。

ゆうちょダイレクトは、国内での利用を前提にサービスを提供しております。
海外からのご利用は、各国における通信に関する制度や通信事情が様々であるため、利用や動作を保証しているものではありませんのでご注意ください。
なお、ゆうちょダイレクト国際送金をお申し込みいただいた後、送金人さまの口座に登録されているご連絡先あてに、郵送等で資料等のご提供をお願いすることがあります。
資料等のご提供や当行からの確認にご対応いただけない場合、送金をお引き受けできないことがありますので、あらかじめご了承ください。
                                        ゆうちょ銀行より引用

みずほ銀行

2017年1月1日以後に
新たに口座開設等を行う場合
2016年12月31日以前に
口座開設等をしている場合
新規口座開設等の場合、

  • 氏名・住所
  • 居住地国(例えば、日本) 等

を記入した届出書(新規届出書)の提出が必要になります。

  • *居住地国が外国の場合、当該居住地国における納税者番号の記入が必要になります。
既に口座開設等をされているお客さまでも確認のため、

  • 氏名・住所
  • 居住地国(例えば、日本) 等

を記入した届出書(任意届出書)の提出をお願いする場合があります。

  • *居住地国が外国の場合、当該居住地国における納税者番号の記入が必要になります。

みずほ銀行実特法に基づく届け出の提出について から引用

上記の条文を読む限り、非居住者の新規口座開設は、必要な書類を提出すれば可能と判断できます。
別途記載があるかもしれませんので、ご自身でご確認いただけますよう、お願いいたします。

りそな銀行

商品概要説明書一覧の中に、非居住者円預金と言うPDFファイルがあります。ご興味のある方は、こちらをお読みの上、ご自身でお問いあわせ下さい。

 

まとめ

海外からでも使える日本の銀行のシステムは、私の様な非居住者にとっては、多少の制限はあっても、とても便利なものです。

また日本から海外へ送金、海外から日本へ送金の場合の手数料を節約したい方は、是非【Wise 海外送金も簡単・節約】の記事をご参照下さい。

ブログ記事に記載しております情報は、最新のものですが、万が一異なる情報や、古い情報などの場合、
お知らせいただけたら、訂正・加筆などを行い、最新情報に合わせて行きたいと思っています。

情報提供もお問いあわせよりいただけましたら幸いです。