この記事では、「キーワード」とは?から「キ―ワード選定」に必要なキーワード検索ツールの使い方まで、ブログ初心者にもわかるように解説しています。
ブログ初心者の方は、キーワード検索ツールである「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」などに敷居が高い印象をお持ちの様ですので、できるだけ分かりやすく図解を入れて解説していきます。是非この機会に「キーワード選定」の方法をマスターしてくださいね。
♥こちらの記事内容は、以下の5点となります。
- キーワードとは
- キーワード選定の目的
- キーワード検索ツールのご紹介と使い方
- ビックキーワー・ミドルキーワード・ロングテールキーワードとは
- キーワードの使い方
キーワードとは
読者があなたのブログ記事を探すために、検索窓に入れる「語句」をキーワードと言います。
あなたは既にご存知だとは思いますが、念のためGoogleとYAHOO JAPANの検索窓の画像を載せておきますね!
あなたが記事を探す場合、1つの言葉ではなく2個、3個の語句を同時に入れて検索する事が多いと思います。
例えば、トイプードルを飼い始めた人が、しつけをいつから始めたら良いのか?を検索するとしたら、「トイプードル しつけ いつ」と自分の知りたい情報を複数の単語で入力していくでしょう。
また、トイプードルのおやつは何が良いのかを検索するとしたら、「トイプードル おやつ おすすめ」といった複数の単語を入力していくと思います。
このように何かを検索する時に、検索窓に入力する語句を「キーワード」と呼んでいます。
キーワード選定とは
キーワード選定とは読者(あなたの記事を読む人)に検索してもらいたいキーワードを選ぶ作業のことです。
つまり、上記の例でいえば読者が『トイプードル おやつ おすすめ」と言う語句で検索するだろうと推測し、そのキーワードをブログのタイトルや見出しに使用するワードとして選ぶことです。
次に、何の目的のために「キーワード選定」を行うのか? そしてその目的を果たすには何をすれば良いのか?を見ていきましょう。
「キーワード選定」の目的は、
- あなたのブログを検索上位表示させること
- あなたのブログへ集客すること だと思います。
そのために、あなたがまず一番に考えるべきことは、あなたの読者があなたの記事を探す時に「検索窓に入れるであろう語句」を選ぶことになります。
あなたのターゲット(読者)にピンポイントであなたの提供する情報やサービスが届かなければ、いくらブログが上位表示されてもブログへのアクセスが無い、或いはあなたの商品を販売できない、と言った残念な結果になってしまいます。
では、一体どうやって「キーワード(読者が入力するであろう語句)選定」を行って行くのでしょうか? 数ある語句の中から推測や憶測だけでは、正しいキーワード選定はできません。
そこで使われるのが「ラッコキーワード」「キーワードプランナー」と呼ばれる便利なキーワード検索ツールとなります。これらのキーワード検索ツールを活用することで、あなたのブログテーマに沿った「キーワード選定」を行っていけます。
キーワード検索ツールのご紹介と使い方
では、次にキーワードの具体的な選定方法や探し方についてご説明していきたいと思います。
キーワードは最初にお伝えした様に、1語だけで検索する事は少なく2個3個の複数の語句を使う事が多いです。
1個だけならある程度予測できるかもしれませんが、組み合わせを含めたキーワードは無限大に考えられます。
いくらユーザーの悩みを絞っていても、ユーザーが思いつくキーワードを予測するのはとても大変ですよね。
そこでメインとなるキーワードを元に周辺キーワードを決めると言う方法でキーワード選定を行って行きます。
そして、そのために便利なツールが用意されています。
便利なツールは「キーワード検索ツール」と呼ばれ、有料・無料色々あります。ここではおススメの無料ツールを2つご紹介します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、キーワードを検索窓に入力すると、入力したキーワードに対する関連キーワードやサジェストキーワードを一覧で表示してくれます。
ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードの使い方は、とってもシンプルで簡単ですが、「1日当たり20回までしか利用できない」ので、
無制限にご利用になりたい方は、無料登録「ラッコID」を作って下さいね。
1. ラッコキーワードの検索窓にキーワードを入力
検索窓(赤い四角で囲んである部分)にキーワードを入力して、虫眼鏡をクリックします。ここでは、「スキンケア 乾燥肌」と2語を入れてみましたが、「スキンケア 乾燥肌 〇〇代」と複数語句を入れることも出来ます。
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2. サジェストキーワードを一括コピーまたはCSVダウンロード
この記事では、キーワードプランナーを使って、検索ボリュームや競合性を調べていきますので、「全キーワードコピー(重複除去)」を使用します。
ラッコキーワードで検索した結果をデータリストとして保管する場合は「CSVダウンロード」を使用します。
2語までのキーワードを使った場合、あなたのブログを上位表示させるのは、とても難しくなります。
キーワードプランナー
ここからは「キーワードプランナーの登録方法」「キーワードプランナーを使う目的」「キーワードプランナーの使い方」を解説していきます。
キーワードプランナーの登録方法
「キーワードプランナー」を既にお使いの方は、このパートを飛ばし、「キーワードプランナ―使い方」にお進みください。ここからは「キーワードプランナー」に未登録の方へ登録方法を解説していきます。
「キーワードプランナー」に登録するためには、Google広告アカウントが必要ですので、さっそく作成していきましょう。
Google 広告ページでアカウントの作成
Google広告の公式サイトの「今すぐ開始」ボタンをクリックして、必要な情報を入力してアカウントの作成をしてください。
新規登録の場合は、登録画面で入力したメールアドレスにGoogle広告から確認メールが届きますので、メールの中に書いてあるURLをクリックすると、以下のような画面に移動しますので、必要事項であるメールアドレスとサイトアドレスを記入の後、続行ボタンをクリックしてください。
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または、
既にGoogle 広告アカウントをお持ちの方は、Gmailアドレスを記入する画面になります
「キーワードプランナー」の使用目的を設定
「キーワードプランナー」を使用する目的をまず選択します。この中のどれを選択しても次の作業は同じですので、一応「ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす」を選んでおきましょう。
無料で「キーワードプランナー」を使うためには、エキスパートモードに切り替えることをお忘れなく!
キャンペーンの目標を選択
「キーワードプランナー」は、無料で使える機能だけで十分ですのでキャンペーン無し(広告無し)でアカウントの作成をクリックします。
入力情報(ビジネス情報)を確認
入力情報に間違いがない事を確認して送信ボタンをクリックします。
「キーワードプランナー」登録完了
以下のような画面にかわったら、登録完了となり、キーワードプランナーが使えるようになります。
あなたがキーワードプランナーを使う目的
あなたが「キーワードプランナー」を使う目的は、ブログの検索上位表示や、ブログへのアクセスを多く集めるために、データに基づいた理想的なキーワード候補を見つけることにあります。
そのために、ラッコキーワードで「関連キーワード・サジェストキーワード」を調べ、キーワードプランナーで「キーワード」の月間平均検索ボリュームと競合性を調べていきます。
この作業は、ブログ記事に作成にとって、とても重要な作業となりますので、しっかりと行って行きましょう。
キーワードプランナーの使いかた
それでは、ここから実際にどうやってキーワードプランナーを使っていくのか、順番に解説していきますね。
1.キーワードプランナーに移動またはログインをクリックして開始します。
キーワードプランナーのページを開きます。
2.検索ボリュームを調べる
画面は、以下の様になりますので、右側のボックス「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。
3.ラッコキーワードで調べた結果をコピペします。
ラッコキーワードで全コピーした「関連キーワード・サジェストキーワード」を枠(赤い四角)の中に貼り、開始するをクリックします。
今回は、便宜上3語のみをコピーしましたが、通常は全てをコピぺして結果を確認します。
あなたが「キーワード選定」の判断基準として見るべきポイントは、月間平均検索ボリュームと競合性の2つとなります。
キーワードの検索ボリュームと競合性でわかること
月間平均検索ボリュームとは
キーワードの月間平均検索ボリュームから分ることは、そのキーワードがどのくらいの需要があるのか?
どの位の人たちがそのキーワードで検索しているのか?と言うことです。
検索ボリュームが多い「キーワード」の場合、企業やパワーブロガーたちそのキーワードを既に使用しており、ブログ初心者では太刀打ちできませんので、別の候補を探す必要があります。
また極端にボリュームが少ない場合も、そのキーワード需要が無いと思われますので、通常は、別のキーワード候補を探す必要があります。
競合性とは
キーワードプランナーで表示される競合性とは、広告出稿をする時の競合性となります。
競合性の結果を無視する方もいますが、考え方によっては、広告費を支払ってでも使いたい「キーワード」、つまり広告主にとっては、お金を支払っても対価がある「キーワード」だと言えます。
ですから競合性が高い場合は、別のキーワード候補を探しましょう。
もちろん、「キーワード選定」の基準は、この2つ(月間平均検索ボリュームと競合性)だけではありませんので、後でお伝えするライバルサイトのチェックも全て取り入れた上で、あなたの使う「キーワード」を決めて頂ければと思います。
検索ボリュームの目安
- ― : 少なすぎて表示されない
- 10~100:場合によっては、狙う場合もある検索数
- 100~1000:狙う検索数
- 1万~10万:多い
- 10万~100万 以上:多すぎる
狙う検索ボリューム:100~1000未満+10~100(場合による)
競合性:低
★★★この時点では、「キーワード選定」の最終決定はしないでください★★
キーワード選定のために大切なこと
ここまでの作業で、あなたは「キーワード候補」をいくつか選んでいると思いますが、ライバルサイトをチェックするまでは、どの「キーワード」にするかを決めないでくださいね。先ほども言いました様に、ライバルサイトをチェックをしたうえで、最終決定を下していきます。
私は、ライバルサイトをチェックした後、「キーワード候補」の変更を何度も経験していますので、ライバルサイトチェックもとても大切なプロセスとなります。
Google 検索してライバルサイトを目視
あなたの「キーワード候補」を順番にGoogleで検索していきます。
1つのキーワード候補に対して、検索上位1~10のサイトは全て目視してください。この時点では、サラッと全体を見る感じで大丈夫です。
例えば、トップ10が全て企業サイトであったり、まとめサイトの場合は、サイトを開けた瞬間にあっこれは企業サイトだな!とかまとめサイト!だと言うこともお分かりになると思います。
そのような大きなサイトには、太刀打ちできませんので、そのキーワードは使わないと判断します。
この他の判断基準を以下のTIPSにまとめてありますので、是非ご参照ください。
そしてあなたの選んだ「キーワード候補」では無理そうだと判断した場合は、無理してブログを作成せず、
再度別のキーワードで調べて下さい。
大手企業・まとめサイトなどがトップ10を独占している場合? ― 撤退
スポンサーサイトだけがトップ10にいる場合? ― 撤退
内容の充実していないサイトがトップ10にいる場合? ― 参入
個人ブログサイトが3位~10位に入っている場合 ― 参入を考える
個人ブログサイトだけがトップ10にいる場合? ― 参入を考える
★★★ 参入を考えた場合、今度はライバルサイトの内容をじっくりと読み、自分の方がより充実した記事を書けそうだと判断した場合、記事を書き始めます! ★★
ビッグキーワードとロングテールキーワード
ビッグキーワードとは、1語のみの単語で検索ボリュームが高いもの言い、競合性も高くブログ初心者には太刀打ちできない企業やパワーブロガーの記事が立ち並んでいます。
ですから「キーワード選定」は、3語以上を組み合わせたロングテールキーワード(複合キーワード)を使って行きます。
「ビックキーワード」「ミドルキーワード」「ロングテールキーワード」の概要
種類 | 概要 | 例 | ブログ初心者へのおすすめ度 |
ビッグキーワード | 1語のみの単語 | スキンケア | 低(絶対におすすめしない) |
ミドルキーワード | 2語の組み合わせ | スキンケア 乾燥 | 中(あまりおすすめしない) |
ロングテールキーワード | 3語以上の組み合わせ | スキンケア 乾燥 おすすめ | 高(おすすめする) |
注意したいキーワードの使い方
- ブログのタイトルにキーワードを入れる(できるだけ文章の最初にくるように)
- 見出しにキーワードや共起語を入れる
- ディスクリプションにキーワードや共起語を入れる
- 文中にキーワードや共起語を入れる
★★★ブログのタイトルに「キーワード」を入れることを忘れないでくださいね。★★
記事本文に入れるキーワード
キーワードは、記事内に○○%入れる必要がある!と以前は言われていましたが、最近では共起語を活用したサイトの方が、検索上位表示されるようになりましたので、キーワード+共起語でブログ記事を書くことをおすすめします。
共起語とは?
共起語とはあるキーワードと一緒に使われることの多い言葉を指します。共起語を用いることで、コンテンツの情報を必要としている幅広いユーザーのもとに届きやすくなります。 Hubspot より引用
記事内にキーワードと共起語を使うことで、より自然な文章の流れを作って行き、検索エンジンロボットにも好印象を与える事が出来ると言われています。
こちらのサイトで簡単に共起語を調べることができますので、ご利用ください。 共起語検索ツール
まとめ
この記事のポイントをおさらいの意味もこめて、まとめていきたいと思います。
- 「キーワード選定」ってなに?
- 「キーワード選定」のために作業は何をしたら良いのか?
- 「キーワード選定」を適切に行うポイントとその効果について
この記事では、「キーワードとは」そしてキーワードを決めるためのキーワード選定ツールについて解説しました。いかがでしょうか?もう「キーワード選定」についてはバッチリご理解いただけましたよね^^
そこで次は、キーワード選定ツールで選択した「キーワード」を実際に使い「ブログ記事タイトル決め方」をしっかりマスターしていきましょう。
小さな迷いが大きな壁になる前に、ご連絡ください。
info@asako1800.com またはお問いあわせからお待ちしています♪
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