実録!危険なネットワークビジネスの実体と回避法

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ネットワークビジネス

middle age couple

 

 

ネットワークビジネスってなに?

 

 

そんなあなたの疑問にお答えします。

こちらの記事内容は、

  • ネットワークビジネスとは?
  • ネットワークビジネスの巧妙な誘いの手口
  • ネットワークビジネスの断り方

ネットワークビジネスとは?

ネットビジネスと頻繁に間違えられるのが、ネットワークビジネスです。
いわゆる有名な「ねずみ講」「連鎖販売取引(MLM)」の類です。

ネットビジネスとネットワークビジネスは、言葉はとても似ていますが、その実態
は、まるで異なります。

ねずみ講の誘い
「ネットビジネスは商品を提案」「ネットワークビジネスは商品を販売」

ネットワークビジネスの経験、あなたも少なくとも2~3回、誘われたり、
半強制的に商品を押し付けられた事があると思います。

別名「マルチ商法」とも言われているのをご存知だと思います。
マルチ商法で友人関係が崩壊して人達も大勢いる程です。

ネットワークビジネスに関するニュースがこれだけ流れているのに、
未だに被害者の数が減らない、本当に困ったものです。

ネットワークビジネスの巧妙な誘いの手口

これは私の経験談です。 本当にいろいろとあったものだと、我ながら苦笑いです!
かれこれ数十年も前の話しです。

ある日、大学でお世話になっている部活の先輩から電話がありました。

私達と同世代の人たちのビジネスサークルが来週の金曜日に開かれるの。みんな大成功を収めているから、絶対に会った方が良いと思って。

 

でもね、特別なサークルだから紹介者同伴でないと参加できないのよ。

 

あなた、ビジネスに興味あるのよね?

だから、他の人ではなくて是非あなたを招待しようと思ったの    。

 

どう?

 

参加してみない? これ特別にあなただけだから、他の人には内緒よ!

 

 

あさこ
あさこ

あ~はい、ビジネスには興味はありますけど、どんなビジネスをなさっている方たちですか?
全く違う業種だったら、私でなく別の方をご招待なさった方が良いのでは?


このような会話が続き、結局断り切れずに当日一緒に会場に行きました。
先輩は私をカモにしようと、事前にアレコレ調査済だったことが後でわかりました。

壇上には、まさしく同世代の若い男性が、バッチリとスーツに身を固め、
彼の後ろに映し出された大きなスクリーンには、超高級車と一緒の写真が・・・・

その次は、高級腕時計の写真海外リゾートの写真など・・・
と次々に彼のゴージャスライフが映し出されて行きました。

違和感を感じましたが、途中退席などゆるされる雰囲気ではなく、
先輩の顔をたてて、とにかくその場にいる事にしました。

セミナー?と言うよりは、自称「成功者」の自慢話を聞いた後、
なんとその中の一人と、食事会が設定されているではありませんか!

これは、絶対に怪しい!裏がある!今すぐ帰らないと!
平静を装い、先輩にこれから用事がある事を伝えて帰ろうとしますが、
そこはプロです。帰る!などそうそう簡単には許しません。

書類にサインをするまでは・・・

結局覚悟を決め30分だけお付き合いする事にしました。

売りつけようとしていた商品は、「50万円もするお風呂のフィルター」でした。

あり得ないとは、分かっていても、彼らの手口は、とても巧妙で、
「フィルターの効果」について、口八丁手八丁で攻めまくり、
お金はない!と言っている私に、あれこれ理屈をつけて書類のサインを促してきます。

とても自然な流れで、「今これを買わないと、大損をする!」ことになる。
そんな気分にさえ、こちらを誘導する手口を使って来ます。

こんな誘いに乗る訳には行きません。先輩・先輩の友人らしき人達2人に向かって

  • 私は、未成年なので、このような書類に勝手にサインはできない(法的根拠を示す)
  • 私の一存で決められる金額ではない(嘘でも多少興味がありそうなふりをする)
  • 両親に相談したいので、書類一式を持ち帰っても良いか?(最悪の事態を避けるための口実)

このような事を言った覚えがあります。

正直とても恐怖で顔は引きつっていましたし、
心臓は、バクバクです。

でも、平静を装わないといけない。
下手な対応をしてこの3人に万が一誘拐(最悪の事態)されるかもしれない。

相手の顔は、まるで別人の様に険しく、最後は半ば強制的にサインをさせようと理不尽に
迫ってきました。

長期戦を覚悟の上、「自分では決められない」「両親に相談する必要がある」「お金は持っていない」
「印鑑も持参していない」
この4点を繰り返しました。

私の場合は、部活の先輩が根負けし、事なきを得て無事帰宅する事が出来ました。
帰宅した時は、恐怖感からの解放と、誘いに乗って会いに行った自分が情けなくなり、
号泣しました。

後日、部活の先輩には、自宅から電話でお断りをし、その後一切のかかわりを断ちました。
被害には遭っていませんでしたが、同時に警察に相談に行き、そこで話した人の名前も全て伝えました。

その後、この先輩とは、部活でも学校内でもお話しをすることは一切ありませんでした。

警察で聞いた話ですが、

「手持ちのお金がないから、支払えない」「家族に相談しないと分からない」などが理由の場合、
「クレジットカードローンがある!」「決めるのは自分!」と言って断る理由を潰し、契約を促すそうです。

先輩に少しだけ、良心が残っていたのが幸いだったのでしょう!

 

ネットビジネスの特徴を見極めるポイント

ご注意下さい!久しぶりの友人・知人からの連絡でこんなことがあったら・・・・

  • 注1)具体的な内容を会うまでは絶対に言いません。
  • 注2)特別な・・・を頻繁に使います。
  • 注3)紹介者だけ・・・を頻繁に使います。
  • 注4)会う約束をなんとしても取り付けたがる
  • 注5)不安をあおる言葉をつかう

 

ネットワークビジネスの断り方

  1. 興味がない事を伝える
  2. ネットワークビジネスで破綻したことがあるので、二度と関わりたくないと嘘を言う
  3. このような誘いは不快であると本音を伝える

上記3点の方法が効果的ですが、相手はネットワークビジネスに浸透している人なので、「相手を強く否定しない」「ネットワークビジネスを否定しない事」がとても大切なポイントです。

「時間がない」「またいつか」など抽象的な言葉で断る事は、禁物です。
さらなる誘いが日々あなたを悩ませる事になってしまいます。

「絶対に断る」「入会しない」「サインしない」を固く心に刻む事が必要です。

まとめ

あなたを不安にさせるような言葉を巧に使い、近づき、商品を売るような人の声に、耳を傾けない事!

これが大原則ですが、友人・知人であったら、とても難しいですよね。

でも、冷静になって考えて見て下さい。

少しでも変だな? ちょっとでも違和感を感じたら、専門の相談機関に連絡を取る事をおすすめします。

あなたがネットワークビジネスに騙されない事を心より願っています。